怒らない技術

まちの本屋ビジネス書

著:嶋津 良智

楽に生きれるようになります。

本のまとめや概要、感想・評価・レビューをしていきます。

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感想

「怒らない技術」を読んで、楽に生きれるようになりました。
怒るのは、本当に、本当に、本当にしんどいからです。
「怒らない技術」を読む前の私は、

イライラしていて、でも、怒鳴ったりはよくないと思い我慢すると余計イライラする。
イライラする人と一緒にいると胃がキリキリしてくる。
イライラする相手以外の人にも当たりが強くなってしまい、結局人間関係が上手く行かない。
嫁の言葉、行動全てがイライラする。
子どもの泣き声にイライラする。
なんで、皆、自分の行動邪魔するんだろうとイライラする。
誰も何も助けてくれないと自暴自棄になる。
なんか、色々めんどくさい。
発散できないイライラが常にある。

常に怒ると本当にしんどいし、仕事はやる気でないし、家族と一緒にいても頑張らなきゃ、こうしなきゃみたいな気持ちが強くて、毎日疲れてました。
物事の判断基準が邪魔か邪魔じゃないかになってました。

読むだけで、しんどいですよね、すいません。

「怒らない技術」を読んだ後は、物事の捉え方が変わって、ずっと怒るという状態がなくなり、生きるのが楽になりました!

まとめ

  1. 「怒る」はコントロールできる!まずは、物事の捉え方から。
  2. 「怒らない」25の習慣
  3. 「怒り続けること」がなくなる11の対処法

まとめの説明

①「怒る」はコントロールできる!まずは、物事の捉え方から。

よく、「怒らされた」「悲しまされた」と言う人がいますが、「怒る」という感情は、自分自身のもので、「怒るか怒らない」を決めているのは自分です。
子育てのイライラも同じです。
子どもの寝かしつけの後、家事や仕事など予定が残っていると、「なんで、寝ないの!早く寝てくれないと何もできないしゃないか!」とイライラします。
でも、「自分も寝てしまおう」と思っているときはイライラしません。
それは、自分の気持ちによって、感情が決めている。
ということだと思います。

ひとは、物事の捉え方・心構えから選択した知識・技術を身につけ、それを基にした行動・態度・姿勢が日々の成果・結果につながる。
つまり、怒るという結果は、自分の物事の捉え方・心構えによって生まれるため、それをコントロール出来れば、怒るをコントロール出来る。

では、どのように捉え方を変えれば良いと思いますか?

著者が紹介されている内容から、いくつか紹介します。

松下幸之助さんの有名なエピソードのひとつに海へ落とされても、落とされた相手に文句を言わず「ああ、夏でよかった」「落とされた人に文句を言っても、落ちた事実は変わらない」といったそうです。
また、メディアへの対応が紳士的で称賛されている松井秀喜選手は、自身の著書「不動心」でこう述べています。
「メディアの質問の中には正直カチンとくることもあります。でも、記者の人たちも仕事として、そういった質問をぶつけてくるのでしょう。それだったら、どんな質問にも紳士に答えようと思っています。」

物事の捉え方・心構えによって、感情をコントロール出来ている例の一つだと思います。

【不動心 著書:松井秀喜】

②「怒らない」25の習慣

怒ってしまうときは、精神的に余裕がないときが多い。
そのため、最初からストレスをためない習慣を持っているとよいでしょう。
著書が紹介している25の習慣のうち、特に私が共感した4つを紹介します。

習慣5 自信がないので仕事も生活も分相応に

一流企業に背伸びして入り、一流大学を出た賢い人に囲まれて、自分は出来ない、ダメな人間と思ってしまう。自分ダメだとストレスいっぱいな環境よりも、 ランクを落としてでも、自分はやれば出来るんだと思える環境にいることの方が将来的によい影響をおよぼすと思います。
また、自分の収入あった家や、買い物をすることでお金がないというストレスを最小限にすることができる。

習慣7 一人勝ちできる場所を見つける!

人と同じ方向に進み、同じやり方をしたら、いつも同じ土俵で勝負することになり、周りとの成果の違いがはっきりわかります。
その差に対して、「自分はなんで出来ないんだ」とストレスになってしまう。
そうならないために、新しい土俵を自分で作ってしまう。
そうすると競争相手がいないので余計なストレスを感じなくなる。

習慣23 身近な人にいいところを50あげてもらう

やってみると、あらためて、自分の長所に気付くことができた。
また、それによってとても、勇気づけられ自信を持つことができた。

習慣24 気持ちを伝え合う

双方に伝え合うことが大切。
例えば、上司だけがどういう部下になってほしいか部下に伝え、部下から上司に伝えない。そして、上司が勝手に思い込んでいる「部下が求める上司」になってもしょうがないのです。

③「怒り続けること」がなくなる11の特効薬

著書が紹介している11の特効薬のうち、特に私が共感した2つを紹介します。

特効薬 4 価値観メガネを変えてみる

人によって事実の捉え方が違うのはなぜでしょうか?
野球で巨人が勝手うれしいひとも入れば、悲しむ人もいる。
それは、「価値観」という独自のメガネを通してみているからです。

他人にイライラするのは、「価値観」の違いにイライラしているだけ、どちらがいい悪いではないのです。
もし、他人の行動にイライラしたら、「価値観メガネ」を変える、物事の捉え方を変えてみる。

特効薬 6 第一感情を大切に

「怒る」という感情は、第二感情です。
例えば、娘の帰りが遅く「こんな時間まで何やってるんだ!」と怒る。この場合、第一感情は、心配です。
第一感情に気付くことが大切です。
気付くことができれば、対応も変えることができる。
そして、「心配したぞ、どうしたんだ?」と言えるでしょう。

以上、まとめです!

「怒らない技術」の捉え方、習慣、対処法を身につけることで、私は生きるのが楽になりました。
興味を持たれた方は、是非、読んでみてください!

あらすじ

内容紹介

●「怒る大人たち」が増えている!≪平成20年度『犯罪白書』より≫

このページに来ていただきありがとうございます。
ここに、少し怖いデータがあります。

『犯罪白書』という、警察庁が出している統計の平成20年版によると、

暴行の検挙人員及びその人口比については近年、 10代は減少・低下傾向にあるが、20代以上の増加・上昇傾向が著しく、 特に、高齢になるほど増加率・上昇率が高い傾向が見られる

というデータが出ているのです。

つまり、子供ではなく、世の中の大人たちに「怒り」が蔓延しているのです。

たしかに、大人の方が職場やプライべ―トで、イライラすることが多いかもしれません。
ですが、「怒る」ことで、職場やプライベートがよくなるでしょうか?

逆に、「怒る」ことこそが、職場やプライベートがうまくいかない原因とはいえないでしょうか?

なぜなら…

●全ての原因は「イライラ」だった!

本書の著者は、元はごく普通のサラリーマンでした。

さらに、超短気といえる性格であり、一時期は、営業のマネージャーとして部下に怒ってばかりで、うまくいかずに悩んでいました。

そんな著者は、ある時自分に対してひとつの約束をします。

「怒らない」と決めたのです。

そして、それがきっかけとなり、自ら経営する会社を株式上場に導きビジネスマンとして「成功」

シンガポールを拠点に教育者となり「夢」も叶えています。

著者のように、「ビジネス」や「夢」に限らず、本書の『怒らない技術』を知れば、 「仕事」 「恋愛」 「人間関係」 「上司・部下」 「うつ」 「勉強・語学」 「美容」 「健康」 …など、あなたの大切な場面でお役に立てると思います。

ただし…

内容(「BOOK」データベースより)

自ら経営する会社を株式上場に導き「ビジネスマン」として成功、またシンガポールを拠点に「教育者」となり夢も叶えた著者のすべてのきっかけは、「怒らない」と決めたことだった。
今日からイライラしない体質になるための「怒り・イライラと無縁になる25の習慣」を元・超短気の著者が自身の経験をもとに紹介。今すぐ怒り・イライラが消える11の特効薬付。

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●「怒り・イライラと無縁になる25の習慣」って?

もう皆さんもご存じのとおり、「怒らない」とは、そんな簡単なことではありません。

仕事をしていても、様々な人やいろいろな事情があるなかで、イライラしてしまうシーンはとても多くあります。

プライベートでも、家族や友人、恋人のような大切な人であっても、人間わかりあえない時は必ずあるものです。

そんな中で、「怒らない」にはどうしたらいいのか?

そうでなくとも元・超短気の著者です。
著者が考えたのは、「そもそもイライラしなくなる体質になろう」ということでした。

第4章・第5章では、そんな自身の経験をまとめた「怒り・イライラと無縁になる25の習慣」を紹介します。

さらに…

●「今すぐ怒り・イライラが消える11の特効薬」付き!

どれだけ決意を強くもっても、いつだって人間は弱い生き物です。

どうしても怒ってしまうことだってあるでしょう。

そんな時に、理屈ではなく怒りをなんとかする方法はないか?

そこで、どうしてもカッとなってしまうときの対処法、「今すぐ怒り・イライラが消える11の特効薬」を最後にまとめました。

今すぐに怒りをなんとかしたい時は、ぜひ書店で本書を手に取り、11の特効薬をおためしください。

最後に、気になる効果は…

●≪本書を読んだ方の声≫

会社経営の中で、人材育成が悩みでした。この本を読むことで、「自分の思考を変える」「怒らない」を目標にしてがんばっております。良い本をありがとうございました。
私は、恋愛でどうしても相手に対してイライラしていたのですが、その原因は、自分にあるのではないかと思い直しました。
私も「怒らない」と決めて向き合っていこうと思います。

周りの人との関係のなかで、いつもイライラしてしまう自分が嫌いだったのですが、「誰でもイライラすることはあって当たりまえなんだ。」と自分のことを認めることができました。

2回読ませて頂きました。34歳になりますが、感情のコントロールが悩みでした。また、悩んだときは読もうと思っています。

職場やプライベートのことで、元気をなくしていました。この本に出会ったことで、うつ状態から抜け出せそうです。ありがとうございました。

この本を読み終わって実践させて頂きました。前向きに怒ることなく生きていけてる気がします。また自分の健康も、いい状態が戻ってきたと実感してます。

できる範囲で習慣を変えてみたら、今まで以上に心穏やかな幸せな気持ちになれました。

著者について

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

嶋津 良智

大学卒業後、IT系ベンチャー企業に入社。同期100名の中でトップセールスマンとして活躍、24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。
就任3ヶ月で担当部門の成績が全国ナンバー1になる。その後28歳で独立・起業し代表取締役に就任。翌年、縁あって知り合った2人の経営者と情報通信機器販売の新会社を設立。
その3年後、出資会社3社を吸収合併、実質5年で52億の会社まで育て、2004年5月株式上場(IPO)を果たす。
2005年、次世代を担うリーダーを育成することを目的とした教育機関、株式会社リーダーズアカデミーを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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