はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

まちの本屋ビジネス書

著:マイケル・E.ガーバー

めんどくさいことが一番コスパが良い

本のまとめや概要、感想・評価・レビューをしていきます。

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感想

めんどくさいことが一番コスパが良いことなんだと本書を読んで、気づきました。

起業が成功すること、事業が上手くいくことは、天才が天才的なアイデアを生み出した訳でも、革新的・画期的なことをやることが必ずしも必要ではないと、本書が教えてくれたからです。
そのポイントは、フランチャイズビジネスにあります。
フランチャイズとその他のスモールビジネスの廃業率を比べると圧倒的にフランチャイズの方が低いです。 本書によると、一年以内の廃業率は、スモールビジネスが40%に対して、フランチャイズビジネスの成功代表格であるマクドナルドは5%だったそうです。
それは、素晴らしい専門性や画期的な商品やサービスではなく、誰でも提供できる商品やサービスであり、常に同じ商品やサービスを提供し、それがお客様にとって価値があることです。 それが起業が成功し、事業が上手くいくポイントだと著者は言っています。
それが、難しいことではなく、何故めんどくさいことなのかというと、 実現するためには、事業のゴールを描き、愚直なまでにイノベーション→数値化→マニュアル化を繰り返し、ブラッシュアップしていく。
これを商品だけでなく、売り方、マネジメント方法まで全ての従業員の仕事に行うことだからです。
同じことを繰り返すことは、苦痛でつい、新しいことをやってしまいます。
また、その時の気分によってやらなかったり、いつもより、多くサービスをしてしまったり、お客様によってサービスを変えてしまったりすることがあります。
それをやらない、そして、従業員にもそのことを徹底させ、かつその従業員が生き生きと働ける環境をつくることが事業をうまくいかせることに必要です。
それは、本書に書いてあることを愚直にじっくりとあきらめずやっていくしかありません。

それは、とてもめんどくさいことではないでしょうか。

起業や事業を上手くいかせることは、スティーブ・ジョブズのように画期的な商品やかっこいいプレゼンができれば上手くいくと思っていた私には衝撃でした。
起業や新規事業を立ち上げることを考えている人はもちろん、今の仕事をよりよくしていきたい。
もっと成果を上げていきたい。と考えている人には必ず必要なことが本書に書かれていると思います。
興味を持った方は是非、この後も読んでみてください。

まとめ

要約のポイント

①起業が失敗する原因

  • 失敗する原因は専門的な能力があれば事業を経営する能力があると勘違いしていること
  • 事業の成長段階 (幼年期→青年期→成熟期) と成長するために乗り越えなくてはいけない壁

②起業が成功するために必要なこと

  • 事業のパッケージ化をする。それは、自分がいなくても上手くいく仕組み作ること

③事業が発展する7つのステップ

  • 事業の究極的目標を設定する
  • 戦略的目標を設定する
  • 組織戦略を考える
  • マネジメント戦略を考える
  • 人材戦略を考える
  • マーケティングを考える
  • システム戦略を考える

まとめの説明

①起業が失敗する原因

失敗する原因は専門的な能力があれば事業を経営する能力があると勘違いしていること

ある分野の専門家が起業したいと思ったときに陥りやすいワナです。
会社から自由になりたいと思い事業を始めたとしても、思わぬ仕事がたくさん出てくる。人を雇ったり、帳簿をつけたり…そして、本業に手が回らなくなる。

事業の成長段階 (幼年期→青年期→成熟期) と成長するために乗り越えなくてはいけない壁

陥りやすいワナを回避し、事業を成長させていくためには、三つの人格を上手く活用し、三つの成長段階を乗り越えていかなくてはいけない。
三つの人格とは、「起業家」「マネージャー」「職人」です。
「起業家」とは、些細なことに大きなチャンスを見つける才能を持った人である。
「起業家」の人格とは、私たちの中の独創的な部分です。
しかし、弱点もあります。
新しいものに取り組むことは得意でも、管理することが苦手です。
現実世界の出来事や対人関係にはサポートが必要になります。
「マネージャー」とは、管理が得意な実務家である。
マネージャーは変化を嫌う。目の前の出来事に対して問題点を探ろうとする。
「職人」とは、自分で手を動かすことが大好きな人間である。人に任せず、自分でやるが信条の人格である。
起業家が新しいことを考えて職人が実現させるという役割分担が理想的であるが、大抵は上手く行かない。

起業家は新しい世界を切り開こうとし、マネージャーは事業の基礎を固め、職人は専門分野で力を発揮してくれる。
それにより、最高の結果を生み出すことができる。
この人格たちは、私たちの誰もが持ち合わせている。
そして、三つの人格の活躍の仕方によって、事業の成長段階がわかる。

幼年期

全ての仕事を一人でこなす、職人的経営者。
一日も休むことなく仕事をするようになり、やがて、あなたは仕事によって消耗していく。
そして、限界を越え始める仕事量。
今までのやり方では、事業が続けられないと気づいたときに幼年期は、終わりを迎える。
それは、職人の人格のみが才能を発揮することや、起業家とマネージャーから逃げようとしたときに会社がおかしくなっていく。
乗り越えて、青年期にいくためには、三つの人格を成長させる方法を学ばないといけない。

青年期

青年期は、人手が必要だと感じたときから始まる。
そして、大抵は経理の仕事をやってくれる人を探そうとする。
または、自分と逆の人、生産畑なら営業、営業なら生産畑など…
初めて、人を雇うととても、幸せな気持ちになる。もう、任せた仕事のこと考えなくていいんだと思う。しかし、そこに落とし穴があることに気付く。
発注ミス、従業員の対応が悪いとクレームが起き、口座の残高がマイナスになっていると銀行から連絡がくる…
従業員の仕事ぶりをみて納得が行かないあなたは、全ての仕事を自分で行うようになる。結果、雇う前と同じ状態に戻ってしまう。
こうならないためには、今までと違う解決方法が必要だ。
それは、「起業家」と「マネージャー」の人格を呼び起こすことである。

成熟期

企業成長の第三段階に当たる。このレベルの会社の例としては、マクドナルド、IBMなどの優良企業があげられる。
このような、企業は、幼年期・青年期の頃から、成熟期と同じ視点をもって事業を運営していた。
それが、起業家の視点である。

起業家と職人の視点の違いは、下記の通りです。

  • 起業家は「事業が成功するにはどうするべきか?」を考え、職人は「何の仕事をすべきか?」を考えている。
  • 起業家にとって会社とは顧客に価値を提供する場所である。その結果利益がもたらされる。職人にとって会社とは、自己満足のために好きなことをする場所である。その結果として収入がもたらされる。
  • 起業家は自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決めるが、職人は現在の自分を基準に将来の自分の姿を決めてしまう。

この違いのように優れた事業を作るためには起業家の視点が必要であり、職人の視点とは正反対であることがお分かりいただけたと思う。
職人にも起業家の視点を持てないだろうか?という問いが出て来ると思う。
答えはノーです。
他にやるべき仕事が多いからです。
起業家の視点を持つために必要な情報がある。
それが後で紹介する「事業発展プログラム」である。

②起業が成功するために必要なこと

事業のパッケージ化をする。それは、自分がいなくても上手くいく仕組み作ることである。

例えば、マクドナルドの例をみると分かりやすい。
マクドナルドが成功したのは、事業の戦略が優れていたからである。
それは、商標だけでなく、事業全体をフランチャイズの商品として販売したのである。
売るための仕組み全体を考えることが事業が上手くいく秘密が隠されている。
それが、事業のパッケージ化への道に進むために必要である。
それについて、成功したフランチャイズがとても参考になる例だ。

事業のパッケージ化をしていくためには、事業の試作モデルを作ることが必要だ。
事業の試作モデルとは、あなたの事業がどうやったら上手くいくか、そのシステムモデルを作ることである。
そのために必要なルールが6つある。

  1. ステークホルダーに対して、いつも期待以上の価値を提供する。
  2. 必要最低限の能力でも上手く経営できる。
  3. 秩序立てて組織が運営される。
  4. 従業員の仕事内容は全てマニュアルに記載されている。
  5. 安定した商品、サービスが提供される。
  6. 建物や設備、制服についてのルールが定められている。

この6つのルールがどのような状態を指すのか?
それは、価値とは何かを明確に答えることができ、専門家ではなくシステムに依存した事業であり、相対的な基準が明確な組織体制で、個別の業務に対して、目的・手順・評価方法が明確になっており、 いつも同じサービスが提供され、顧客がみる全てのものの色、形は科学的に事業の売り上げが上がるものだと決定されなければならない。
7つのステップに進む前に、考えてみてほしい、もし答えが出せるのなら、この先をみる必要はない。

  • どうすれば他人に任せても、事業が成長するだろうか?
  • どうすれば自分が現場にいなくても、従業員は働いてくれるだろうか?
  • どうすれば事業をシステム化できるだろうか?
  • どうすれば、自分の時間を確保しながら、事業を経営できるだろうか?
  • どうすればやらなければならない仕事ではなく、やりたい仕事に時間を当てられるだろうか?

③事業が発展する7つのステップ 7つのステップは「革新」「数値化」「マニュアル化」3つのルールを基本に構成されている。

まず、そのルールから紹介しよう。

ルール①革新

革新とは、新しいものを実行することである。
マクドナルドは、売り方を革新して、商品化した事例の一つ。
売り方とは、お客様への声のかけ方、服装、ジェスチャーなどのことを指している。
この最適な方法を探し続けることが革新である。

ルール②数値化

何を数値化するのかというと、革新した結果どれほどの効果があったのかである。
例えば、言葉をかける前と変えた後の来店数、購買客数と客単価は何か?

ルール③マニュアル化

革新し、数値化できたのなら、次は、マニュアル化である。
マニュアル化しない限り、安定したサービス、商品は成り立たない。
マニュアル化された商品、サービスに満足した顧客は、他の店や企業に行こうと思わなくなる。
マニュアル化は、顧客との接着剤のような役割をしてしてくれる。

マニュアル化だけでは、機械的に人が動いている事を想像してしまうだろう。
それでは、従業員が単調な仕事を退屈に感じてしまい、事業は発展しない。
革新→数値化→マニュアル化をセットで考えなくてはいけない。
この3つルールとこれから説明する事業発展プログラムの重要性と素晴らしさについて、下記の通り書かれている。
「改善していく為には、決められた手順は(マニュアル)があって、初めて数値化ができ、そして、革新ができる。
それによって、仕事は個人を変化させる場に変わるんだ。
より大きな目的を意識しながら働くようになれば、仕事は個人の内面を見つめ、自分を表現する場所に変わる。
これが見習いの時に感じるスリルであり、学びであり、成長なんだ。
この先には、熟練工の世界が広がっている。
高度に組み合わされたスキルを身につけようとするときに、経験するのが熟練工の世界なんだ。
熟練工になれば、仕事から得られる報酬を理解するようになる。仕事の裏側には宝石が隠されていて、熟練工はそれを見つけるときにスリルを感じるんだ。
宝石を見つける方法はたった一つ、無心で技を磨きかけること。
仕事と自分を一体にさせるようにね。宝石がいつ見つかるかわからない。
でも、必ず宝石が見つかることを信じている。そして、実際に見つかるんだ。
仕事に満足を感じるようになり、来る日も来る日も技を磨くようになる。
そして、宝石が見つかった時、真の熟練工になる。
真の熟練工の唯一の仕事は人に教えることになり、成長に終わりがないことを知っていて、 人に教えることを通して、さらに多くのことを学ぼうとするんだ。
事業発展プログラムの本質は、効率性でも利益でもない。
事業に関わる人のため豊かな人生を作りだすことだと私は考えている。」

事業の完成度を高めるのが事業発展プログラム7つのステップである。
7つのステップは以下の通り。

  • 事業の究極的目標を設定する
  • 戦略的目標を設定する
  • 組織戦略を考える
  • マネジメント戦略を考える
  • 人材戦略を考える
  • マーケティングを考える
  • システム戦略を考える
事業の究極的目標を設定する

まずは、自分の人生の目標を考える。なぜなら、究極の事業目標とは、人生の目標と切っても切れない関係にあるからである。
私は、どんな人生、どんな毎日を送りたいだろうか。
人生で何を一番大切にしたいか。
自分以外の家族、友達、仕事仲間、顧客、従業員、地域社会とどのようにかかわっていきたいか。
二年後、十年後、二十年後、そして、人生の終わりが近づいてきたときに何をしていたいか。
夢を実現するためには、どれくらいお金が必要か、いつまでに必要か。
これらは、事業の究極の目標を考えるうえで、必要な質問のごく一部にしか過ぎない。

戦略的目標を設定する

事業は人生の目標を達成するための手段に過ぎない。
人生の目標を達成をするために事業がどんな役割を果たすのかを考えなければならない。
それが事業の戦略的目標である。これは、事業計画とは異なる。なぜなら、人生設計という視点が含まれているからである。
戦略的目標に必要な基準は、いくつあっても良いが従業員、銀行、投資家に対するパンフレットになるため、 なるべく簡素なものでなければならない。

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第1基準 お金

年商いくらか?売上総利益、経常利益、税引後利益についても目標設定が必要である。

第2基準 取り組む価値はあるか?

それは、第1基準を満たすことができるかどうかである。
それが満たすことができないのであれば、どんなに面白そうなものであっても取り組む価値はない。
そのためには、どんな事業を目指すべきか?顧客はだれか?という質問に答えられなければいけない。
顧客の属性データを分析することで、どのくらいの潜在的な市場が見込まれるのかを知り、 顧客心理分析をすることで、どのような顧客ニーズが存在するのかを探ることになる。

組織戦略を考える

まず、会社の完成されたときの組織図を作り、役職ごとの仕事内容を明確にする。
仕事を任せられる仕組みを作るために仕事内容ごとのマニュアルを作る。

マネジメント戦略を考える

マネジメントに必要なことは、管理システムである。
管理ステムとは、マーケティング効果を高めるために、事業の試作モデル組み込まれたシステムである。
それは、従業員がスムーズに仕事ができる仕組みである。

人材戦略を考える

どうやって、従業員に自分の思い通りに働かせられるか?
答えは、不可能である。では、どうすればよいか?
それは、従業員にこの仕事をすることが働く人にとって価値があるもの、面白いものだと思ってもらわなければならない。
そのためには、事業をゲームと捉え、そのルールを経営者が作ることである。
ゲームのルールに決まりはない。自分で考えるしかない。
例としては、自分がやりたくないことを従業員に押し付けないこと、長く楽しめること、戦略は変えずにたまに変化を作るなど・・・。

マーケティングを考える

マーケティングは、顧客に始まり、顧客に終わる。
つまり、あなたが望むものではなく、顧客が望むものを考えなければならない。
そして、あなたのその想像はだいたい外れている。
顧客が望むためには、二つ柱が役に立つ。
それは、属性分析と心理分析である。顧客がだれなのかわかっていれば、なぜ購買するのかを理解することができるからである。

システム戦略を考える

システムとは、相互に作用するモノ、行動、アイデア、情報の集合体である。
企業には、ハード(もの)、ソフト(行動)、情報の3つのシステムがある。
革新→数値化→マニュアル化の作業を行うだけでなく、この3つのシステムと統合しなければならない。

以上、要約です!
最後に要約のまとめです!

事業が失敗する理由は、その仕事の専門性があればうまいく行くという勘違いをしており、 そのことが原因で、事業成長の3つのステージ事の課題をクリアできないからである。
成功するためには、自分がいなくても上手くいく仕組みを作ることである。
自分がいなくても上手くいく仕組みとは、事業をパッケージ化することである。
どうやってやるかというと、事業の試作モデルを作り、事業発展モデル7つのステップとその3つのルールを守り、考え、実行することである。
起業や新規事業を立ち上げることを考えている人はもちろん、 新しいことをやろうとしている人、任されている人、今、自分が関わっている事業をよりよくしていきたいと思っている人、 自分がまたは、部下がもっと成果を出すためにどうすればよいか悩んでいる人には必ず役に立つ情報があります。
興味を持った方は是非、読んでみてください。

Amazonあらすじ

商品説明

著者は20年間にわたって、スモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行ってきた。 アドバイスしてきた企業は25000社にも及ぶ。本書はその経験を生かし、職人の視点からスモールビジネスが失敗しがちな原因を分析。 そのうえで、成功するためのノウハウを明かした本で、それが全米でもベストセラーになった大きな要因だろう。

本書によると、米国では毎年百万人以上の人たちが会社を立ち上げる一方、1年目に40%、5年目で80%以上が姿を消しているという。 その多くは「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」という誤った仮定で事業を始めるからだ。 実際には専門的な仕事をこなすことと、事業を経営することは全く別の問題だと述べる。帳簿をつけたり、人を雇ったりと、これまでに経験がないような仕事がわき出してきて、本業に手が回らなくなる。 そうならないためには、収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにしてしまうことが大事だ。つまり、自分がいなくても、ほかの人が同じように事業を回せる仕組みをつくることだという。 そして、「どうすれば、ほかの人に任せても、事業は成長するだろうか?」などの質問を投げかけ、目標設定や組織戦略、人材戦略など、具体的なノウハウを解説していく。

職人タイプの経営者が本物の経営者になるために参考とするには最善の書であり、スモールビジネスに関心のある人にもおすすめしたい。(田中武)

出版社からのコメント

全米ベストセラー!「起業術バイブル」がついに登場!
本書は旧版もあわせて、20カ国語で翻訳され100万部以上の売上実績を持つ E-Myth Revisted の邦訳です。 米「Inc.」誌(2000年10月17日号)が行った起業家向けアンケートでは 『7つの習慣』『ビジョナリーカンパニー』を抑えてビジネス書として第一位に選ばれ、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん』シリーズでは推薦書として取上げられています。
本書には、アップルパイを焼くのが得意で、パイの専門店をオープンした女性起業家サラが登場します。 彼女がお店の経営に悩むなかで、経営コンサルタント(=著者)と出会い、議論を広げ、次第にスモールビジネスの経営ノウハウを身につけるという会話形式をとっています。
著者は、本書のなかで、スモールビジネスの経営者が陥りがちなワナをとても分かりやすく説明し、それを避けるための考え方を紹介しています。 会社を経営する人、これから会社をつくる人、起業家精神を高めたい人に、ぜひおすすめいたします。 また本書は、スモールビジネスの経営に携わっているみなさまを読者に想定して書かれたものですが、「個人の能力に依存しない組織を作ろう」という著者の主張は、あらゆる種類・規模の組織に有効なものだと考えています。
みなさまのキャリアにとって、本書があらたな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

内容(「BOOK」データベースより)

25000社以上のコンサルティング経験に基づく長年のノウハウを初公開した本書は、発売以来、米国の起業家たちから熱狂的に支持されている。 世界20か国で翻訳され、100万部を超える隠れたベストセラーである。米・ビジネス誌「Inc.」が行った成長企業500社のCEOへのアンケートでは、ビジネス書No.1に選ばれた。 アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊。

内容(「MARC」データベースより)

25,000社以上のコンサルティング経験に基づく長年のノウハウを初公開。アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊。今まで日本にはなかった、スモールビジネス版「金のなる木」のつくり方。

著者について

マイケル・ガーバー(Michael E. Gerber)

スモールビジネス向けの経営コンサルティング会社 E-Myth Worldwide の創設者。E-Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきた。
そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルド、ジョン・ハンコックグループ(大手保険会社)など多数の顧問先を抱える。

スモールビジネスを成功させる独自の手法を初公開した本書は、全米ベストセラーとなり、世界20か国で翻訳。カウフマン・センターなどでの研修用テキストとしても活用されている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

須田 仁之

ガーバー,マイケル・E.

スモールビジネス向けの経営コンサルティング会社E‐Myth Worldwideの創設者。E‐Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきた。 そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルド、ジョン・ハンコック・グループ(大手保険会社)など多数の顧問先を抱える

原田 喜浩

スタートアップ期の企業から大企業まで、幅広い経営コンサルティングの実績をもつ。得意分野は経営戦略の立案。(株)日本総合研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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