「できる人」は空いた時間に何をやるか迷いません!
感想
予定がリスケになったりして、どうしよっかなと考えていて、気づいたら時間が過ぎていた…とか。
時間空いたし有効に使おうとか、普段できなかったあれやろうと思っても、どうやろうかとか、やるために色々調べて結局できない…とか。
休みになって、友達と遊ぼうと思って連絡してみたけど予定が合わなくて、その連絡を色々な人とやり取りしていたら、休みの日までずれ込んで、一日の半分潰れていた…とか。
もっと他にできたことあったじゃんと後悔することありませんか？
「できる人」は空き時間を無駄にして、失敗しません！
なぜかというと、空いた時間に何をやるかを予め考えており、予定に組み込まれているからです。
長期目標を決め、そこから中期、短期目標を設定し、いつ何をやるかを数値化しています。
そのため、空き時間に何をやるか明確になっており迷うことがありません。
だから、無駄にだらだらした時間を過ごすことも無ければ、やらなきゃなと思ってて、You Tubeをずっと見ててやれなかったということなく、時間を有効活用することができます。
自分もそんな風にやってみたいと思いませんか？
その答えがこの本にあります！
気になる方は、このあとも読んで見てください！
要約のまとめ
①できる人の目標管理術
②できる人のプロセス管理術
③できる人の時間管理術
まとめの説明
①できる人の目標管理術
「具体的な目標」を紙に書くことです。
ミシシッピ大学は卒業生の40年後を調査しました。その結果、社会的に成功しているトップ3%の人は「具体的な目標」をもち、それを紙に書いていたということがわかりました。
「具体的な目標」とは、3つのポイントがあります。
①期限が設定されていること。
②具体的であること。
③見直す機会をつくること。
見直すためには、紙に書いたものを貼ったり、声に出して復唱したり、カードやパソコン・スマホの待ち受けなど自分が見える場所にあることが必要です。
幸せになるための目標は、人生を全体を俯瞰して立てる必要があります。仕事は成功して、家庭不和はよく聞く話です。
参考までに著者は、6つに分けて考えています。
①仕事面（何歳で部長、独立するとか）
②経済面（給料、資産）
③家庭面（子どもは何人、どんな家庭にしたいか、家族旅行など）
④健康面（体重、健康診断の数値など）
⑤自己啓発面（自分を高める資格・スキル）
⑥その他
②できる人のプロセス管理術
目標を立てても、プロセス管理が出来ないと達成できません！
プロセス管理に必要なことは、
計画（手段）を決める。実行する。フォローアップ（修正）する。
ただ、中々実行することは難しいです。忙しくてできなかったということが殆どではないでしょうか？
それを解決するためには、今日に何をするかに落とし込むことが成功の鍵です。
そのためには、3つのステップで計画を今日に落とし込みます！
①年間目標を計画を立て数値化する。
②その数値を月間にする。÷12すればよいです。
③その数値を週間にする。÷4すればよいです。
週間が分かれば、今日いくつやればいいのかが分かります。
これを実行するだけです。
実行する精度を上げるためのテクニックを7つ紹介します。
①同時多処理する。
難しいことは、それのみに集中しなくてはいけませんが、簡単なことは同時並行で進めたほうが効率的です。
②期限をつけて集中する。
③プランニングの時間をつくる。
④小さなことは、その場で決断、すぐやる。
⑤電話、メールは整理してから。
思いついたことをただ喋る・送るのではなく、何を聞き、何を話すかを整理してから送らないと抜けがあります。
⑥他人に任せる。
任せるときは、下記のどのタイプの仕事かはっきりさせる必要があります。
- 報告不要の業務
- 事後報告が必要な業務
- 事前承認、事後報告が不要な業務
⑦最初の4分間に全力をもってくる。
最初の4分間で仕事の方向性が決まります。どんな仕事も最初の4分全力で望みましょう。
③できる人の時間管理術
時間管理力が格段にアップする4つの方法があるので、紹介します！
①プランではなく、スケジュール化する。
プランは、自分で計画し、企画していくことです。自分の意志でコントロールできてしまうため、できないこと、やらないことが多いです。
それに対して、スケジュール化は、学校の時間割のように予め決められていて、動かせないものをいいます。
自分の仕事をスケジュール化していくことで、仕事そのものを効率化していくことができます。
②15分でできることをリストアップする。
一日一時間のすきま時間は、一年で45日分になります！
このように考えるとやれることがいっぱいありそうにかんじませんか？
突然、空き時間ができても、何やるか考えるだけでなくなってしまいます。そのため、15分でできることをリストアップしておくとすぐに行うことができ、すきま時間を有効に使うことができます。
③できる人に学べ
ピーター・ドラッカーは、良い仕事とは、より早くし、よりよくし、今やるべきことをやることだと言っています。
どうやったら、これができるか？
それは、時間の使い方が上手い人から学ぶことです。
著者のやり方は、プランニングシートを活用することをオススメしています。
まず、10年後、20年後の長期目標を作成します。
次に年間プランを作ります。
年間プランのポイントがあります。
- 最低限、これだけは確保するという課題を明確にする。
- 休暇、余暇の予定は必ずいれる。
- 各目標分野に配分する回数を決める。
次に、月間・週間・日間のプランを作ります。
月間は、空き時間の発見を第一にして、年間目標を月間に落とし込んでいきます。
週間は、やるべきことをリストアップし、それに優先順位をつけます。
A必ずその週にやらなければならないこと
B中程度重要な仕事
Cできればその週にしておきたいこと
次に日間は、一日で動かせない時間と空き時間を明確にしてスケジュールを組みます。
要約のまとめと一言説明
まず、長期、中期、短期の目標を立てて、それを紙に書きます。
その目標を数値化し、自分のスケジュールに入れ込んでいき、無駄を省き、やるべきことに集中出来るようにする。
そして、人との打ち合わせなど、自分の意思で動かせない予定に組み込んでいき、空き時間と明確に分ける。
空き時間には、15分で出来て、やるべきことをリストアップしておき、その時間が出来たらそのリストから優先順位の高いものからやっていくことです！
めんどくさいかもしれません！
でも、誰でもできることではないでしょうか？
時間管理は、準備と技術が必要だと思いました。
私はこの本を参考に、目標を立て実行していくことで、育児をし、働きながら、大卒と「社会福祉士」という国家資格を取得することができました！
何か目標があって、達成したいけど出来ないと思ったときに是非、オススメの本です！
Amazonあらすじ
内容紹介
■手帳本を買う前に！成功本を買う前に！
まだ、手帳本を買いますか？
まだ、成功本を買いますか？
どんな手帳の使い方を知っても、
どんな成功法則を知っても、
意味がありません。
なぜなら、人生は「今から死ぬまで何をやるか」で決まるからです！
そう、「時間の使い方」で決まるのです。
本書では「仕事」と「人生」に成功するための、
技術と習慣を紹介します！
「時間の考え方」「目標の立て方」「仕事術」から
「メール術」「手帳術」まで、トップ３パーセントの
ノウハウを一挙公開。
この一冊で一生使えます！
■実は、時間は管理できない！
厳密にいえば、時間そのものは管理することはできません。
なぜなら、時間はどんどん過ぎていきますし、
それを止めることも、引き延ばすこともできません。
ですから、時間管理というと、多くは「仕事の効率アップ」や
「時間の節約」のことだけになってしまいがちです。
もちろん、この２つは大切です。
ですから、本書にも「仕事の効率アップ」や
「時間の節約」に関するテクニックも紹介します。
しかし、会社にいる時間は、年間で平均２０００時間です。
３５年間で７００００時間です。
この数字は人生全体で見た場合、
たった１０パーセントにしかなりません。
退職したら、その後２５年間もあるのです。
つまり、仕事だけではなく、お金だけでもなく、
家庭や趣味などのプライベートもバランスよく
成功しないとまったく意味がないのです。
■時間をコントロールできれば、夢は必ず実現できる！
トップ３パーセントの成功者は、明確な目標を持ち、
その目標に向けて「時間管理」「プロセス管理」した結果に
成功を手に入れたことがわかっています。
だから、あなたも「今から」時間管理ができれば、
成功することは可能です。
なぜなら、「今日から死ぬまで」が、あなたの人生だからです。
今から死ぬまで、何をやるかなのです！
「ＴＩＭＥ ＩＳ ＭＯＮＥＹ」（時は金なり）
とよく言いますが、これはウソです！
なぜなら、失ったお金は取り返せるからです。
本当は、
「ＴＩＭＥ ＩＳ ＬＩＦＥ」（時は命なり）
なのです。
そう、失った時間は取り戻せません。
過去なんか関係ない！
生まれだって関係ない！
だから、「夢を実現する」ためには時間管理が必要なのです。
「目標管理」「プロセス管理」「時間管理」ができれば、
夢は必ず実現するのです。
内容（「BOOK」データベースより）
時間はすべての人に平等に、どんどん過ぎていきます。だから、時間はコントロールできません。しかし、人生はコントロールが可能です。「仕事・プライベートのトップ3%の成功者」はどのように仕事や人生をうまくやっているのか?その「誰でもできる」「使える」技術と習慣を公開。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
箱田 忠昭
インサイトラーニング代表。年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。慶応大学商学部、ミネソタ大学大学院修了。エスティーローダーのマーケティング部長、パルファン・イブ・サンローラン日本支社長を歴任。その間、デール・カーネギー・コースの公認インストラクターを務める。83年にインサイトラーニング(株)を設立、現在代表取締役。プレゼンテーション、交渉力、セールス、時間管理などのコミュニケーションスキルの専門家としてビジネスマンの教育研修に専念、全国各地で講演、研修をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
