やっと見つかりました!こどもと自分には、この手の本が必要でした。
あらすじ
30年にわたって中学受験から大学受験までの生徒を指導。
非受験生まで含めると5000人はくだらないでしょう。
その長い指導経験において、国語力を短期間にアップさせる勉強法を確立。
それが国語の問題集の問題文を要約する学習法、「要約文学習法」です。
本書では、要約文を書くコツを7つのルールとしてわかりやすく紹介しています。
内容(「BOOK」データベースより)
たったこれ一つやるだけで国語が苦手科目から得意科目に変わる!30年間5000人以上を“要約文学習法”で指導!国語の力を最短で伸ばす学習法を確立。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野田 眞吾
1958年福岡県生まれ。大学卒業後は大手進学塾に勤めるかたわら大学院に進学し、平安女流文学を研究。都内の私立中高一貫校で15年にわたって教壇に立つ。 30年間、数多くの受験生を指導し、要約文を書く学習法が国語の成績を伸ばす一番の近道であることを実証。
現在は、インターネットを利用して日本全国だけでなく、海外在住の生徒の国語指導も行っている。また、毎年夏には関東を中心に出張家庭教師の活動も行っている。 エズ・インターナショナル代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
まとめ
1章 最速90日で一気に国語力を高める「要約文学習法」
【国語力を高めるためには要約文学習法が最適】
要約文が書くことができるということは、その文章全体で何を言いたいのか、どこが大切であるかわかるということ。
それさえわかれば、国語の設問に答えることができる。
要約文学習法のねらいは、どこを読み流していい部分であるか見分けるのが一番の狙い。
2章 要約文学習法の効果を高める基本中の基本
【国語の問題集の問題文を要約する】
小学生は、市販の問題集。
中学生は、公立高校の入試問題。
高校生は、大学受験用の問題集。
【長めに文章を書いてみる】
中高生が論敵文章を書くなら、300文字が適当。物語は、入試問題に出てくる長さなら前半・後半で400字ずつが適当。
【1週間に二つの要約文を書く】
【文法をマスターする】
※以降、文法と回答例書かれています。
3章 要約文を書いてみよう
【まずは短い文章から始める】
1文を20~25文字でまとめる。1文は最大で40字から60字でまとめる。
※以降、要約の仕方と回答例が載っています。
4章 国語力を高めるもう一つの方法
【語句の意味を調べよう】
わからない語句があったら調べる習慣が身につくと、語彙力は一気にアップし始める。
語句の意味は、分からないものだけ調べる。
文全体から意味を捉え、覚えるのではなく、具体例を思い浮かべられるくらいにわかるようにすること。
漢字練習は意味が分かるようになることから始めるとより、面白くなる。
5章 テストの点数をすぐに二〇点上げる5つの方法
【親がしていいこと、いけないこと】
していいことは、モチベーションの維持と語句がどのような場面で使うか具体例を教えること。
いけないことは、すぐに口をはさむこと。子どもが自分で考えず、親任せにしてしまうようになる。
【文中に答えがあるは嘘】
解答はおろかヒントらしきものも書いていない問題がほとんど。
「よく読めば、必ず文章の中に答えかヒントが書かれているはずだ」とよく言われていますが、
それらの多くはどこにも直接書かれておらず、ほとんどが間接的に書かれ、隠されている。
【文章の映像化をする】
文章を理解する助けになる。
文章を動作や絵に変換できるようになると、理解度が上がる。
感想
相手に短く、わかりやすく伝えるためには要約力が必要だとわかりました!
そのためのスキルをどうやったら身につけられるのか?
その勉強法をわかりやすく書かれていました!
私の仕事は、学生から50代の方まで、「短く、わかりやすく伝え、理解してもらい、行動してもらえるような文章を作ること」を求められます。
それができず、「ちゃんと説明しよう、伝わるように書こう」と思って書いたり、話したりするとどうしても長くなってしまい、だんだん読み手・聞き手の集中力が切れてしまい伝わっていないことが多々ありました・・・。
その悩みを解決したくて購入しましたが、正解でした!
自分の伝えたいことをわかりやすく、短く相手に伝え、理解してもらうのが上手くいかないなと思っている方におススメです!
内容は、小中高生のお子さんを対象として書かれていますので、学生のお子さんをお持ちの親御様にもおすすめです!
国語が苦手な子どもにどうやって勉強を教えればよいか悩んだ時に活用したい本でした。
この本を参考に、要約の勉強をやりつつ、子どもが大きくなったら教えたいなと思います!