99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

まちの本屋ビジネス書

著:河野英太郎

自分だけ仕事が上手く理由、その答えはこの本にあります!

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感想

同僚のあの人は、うまくいってるのになんで自分は、同じことしてるのにうまく行かないんだろうって思うときないですか?


その答えは、この本を読めばわかります!


ちょっとの工夫、いつもの仕事にひと手間かけるだけで、驚くほどうまくいきます!
例えば、わたしは、今まで、報連相をするたびに仕事がどんどん増えていき、残業の日々になるだけでなく、よくわからない方向性に行き、自分、ましてや仕事を増やした張本人である上司ですら収集がつかなくなり、終わらない仕事と全く何も成果を生み出さないという結果に陥っていました…。
完成した仕事の状態で、自信満々に話し、早め、早めに、こまめに報告をしただけで余計な仕事がみるみる減っていき、今では、残業は月4時間以内になりました!

私がこの本を読んで、実際にやってみてうまくいったところを紹介します!
よかったら、このあとも読んで見てください。

要約のまとめ

①報連相のコツ
②メールのコツ
③文書作成のコツ
④時間のコツ
⑤チームワークのコツ
⑥目標達成のコツ

まとめの説明

①報連相のコツ

・自信満々に流れるように説明する。

同じ報告でも、ある人がするとスムーズに許可が取れて、自分は質問責めに合う…。
その理由の殆どが、あなた自身のたどたどしい説明にあります。
話の流れは、話の全体像→話のポイント→詳細な説明の順で話すと報告がスムーズにできます。

・早め、早めにチェックを受ける。

自分からチェックポイントを設け、上司やクライアントと常にコンタクトを取り、認識を一つにしておくと悲劇を避けられる。

・相手と言葉、情報レベルを合わせる。

まずは、背景、経緯、全体像を話す。「前話したのに」とか「資料を読んでくれない」など考えてはいけません。

・優先順位は、対面→電話→メール。

メールの前に他にできることはないか考える。
対面、電話の方が早いことが多い。

・完成した仕事を追求する。

上司に負担をかけず、最速で進められる方法は、「GO」「NO GO」を回答すれば次に仕事を進められる状態まで、整理してから報連相をすること。
例えば、「こうしたいと思います。理由はABCです。リスクはありますが回避できます。よろしいでしょうか?」とか、
「選択肢は、ABCですが、〇〇という理由でAがいいと思います。」
という話し方です。
これにより、スピードが劇的に早くなります。

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②メールのコツ

・分かりやすい件名、本文は、先に結論。その後、箇条書き。全文は、スクロールせず読める長さ。

〜についてという件名では、開かないとわかりません。
開かなくてもなんとなく、内容が分かるようにする。
また、【緊急】や【業務外】など返信の優先度を相手に分かるようにする。
本文では、「お願いがあります。〇〇をして頂きたいのです。背景は…」という形で結論から書く。
結論のあと、長くなる場合は、箇条書きにする。
箇条書きは、最大7つまでにする。
それ以上は、認識率が低下するため、カテゴライズして分ける。
そして、全文をスクロールせず読める長さにまとめる。

③文書作成のコツ

・パターンを学ぶ、真似る。

分かりやすい資料を見たら、なぜ、分かりやすいのか、どんな工夫をしているのか学び、分かりづらい資料は、なぜ、分かりづらいのか、どのように改善すればよいか考える。

・全体構造を作ってから、短く、シンプルにする。

パワーポイントも、ワンスライド、ワンメッセージにし、そのポイントは、3つにまとめる。
一貫性のある言葉を使う。例えば、英数字は半角にし、中央揃え、フォントを揃える。
資料に30%の余白を作り、上から下へ、左から右へ説明するように作成する。
図形は、四角と角丸を使い分ける。四角は、確定事項や明確な主張するとき。角丸は、未確定な要素を記載するとき。
色は、メイン1色、アクセント1色、文字1色。他の色使いたくなったときは、メイン1色をグラデーションにして、変化をつける。

④時間のコツ

・他人の時間を無駄にしない。

頼まれる仕事は、自分のできる範囲だ行い、出来ないときは断る、または、分担する。
引き受けないことよりも、期限に間に合わないことで他人の迷惑になります。
複数仕事を抱えるときは新しいことは一つまでとする。

・一つの行動に2つ以上の目的を持たせる。

誰かに書類を渡しに行く時に、他の人との用事をすませる。

⑤チームワークのコツ

・人には動いて頂くもの

命令口調はもってのほか、例え若手であっても「お願い」をする。
依頼は経緯、背景と目的と期限、意義を伝え、あとは、任せきる。管理しすぎない。管理し過ぎるとリーダーのキャパが組織の限界になる。

・あいつ使えないは敗北宣言と捉える。

あの人は能力がないという意味ではなく、あの人を使う能力が私にはないという意味です。なので、あの人は使えないというのではなく、あの人を使える能力を身に着けるようにしようと考えましょう。

・愚痴と意見を使い分ける。

愚痴は次の行動に繋がらないこと。意見は、次の行動につながること。愚痴は部下の本音、リスクが隠されている。意見は、愚痴のあとに次はどうするか、その時自分はどういう役割をするかを足して考えること。

・失敗はリーダーの責任と考える。

メンバーは、仕事を任せてもらえるように自分のコンディションと能力を高める義務があります。将来目指しているキャリアをリーダーに伝えることが必要です。自分がやりたい仕事を任せて貰いやすくなります。
こういった、義務を果たしたら後は、リーダーの責任です。

⑥目標達成のコツ

・自ら限界を作らない。

何か、目標を立てるときそれは無理だよとよく言われます。それを自分でもしていないでしょうか?
自ら、自分にダメ出しをしなければ、チャレンジ目標はすぐにきまります。

・ルールを疑う

組織には、複雑な稟議やルールがあります。これにより、プロジェクトが時間切れを起こすことがあります。これは、大きな失敗が起きないようにする組織の防衛本能です。
対策は、まず、本当にルールか疑うこと。抜け道がないか探すこと。ゴールに向けた最短距離を描き、走ることです。
もし、あなたが管理運営ルールを決められる立場になったら、事前チェックを増やすのではなく、結果責任プロセスにするとプロジェクトは周りやすくなります。

・自分の思考の癖を知る。

仕事で失敗しやすい思考の癖があります。それを見つけて、対応策を考えていくしかありません。

・問題は、課題と懸念事項に分けて考える。

課題は、すでに発生してしまっているもの。解決へ向けて分析して、集中して、全力を注ぐだけ。
懸念事項は、事象を分析した上で4つの方法から選びます。
影響がない場合は、「放置」し、可能であれば「逃げ」、保険をかけるため、他の業者にお願いし、転嫁したり、起きた場合の影響や発生可能性を「減らす」ことで対処します。

・ピンチになったら教科書に立ち返る。

新しいことをするときは、今までと違うことをやったり、新しい発想をしようとしますが、たいていはうまく行きません。
ピンチのときこそ、基本に忠実に当たり前のことを当たり前にやるという、教科書に立ち返ることが必要です。

・ワークライフバランスと体調を大事にする

生活のために仕事をしすぎないではなく、生活を犠牲にせず、今以上に良い仕事をする。
また、体調・体力は、仕事をする上での最低条件です。
食事、睡眠などの生活習慣は、自分にあった調子の良い方法を把握しましょう。
また、衛生面の予防は地味ですが必要不可欠です。
手洗いうがいは、きっちり行いましょう。

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要約のまとめと一言説明

あの人は、うまく行ってるのになんで自分はうまく行かないんだろうと思うとき、その答えは、会社員なら、誰もが行わなければならないことの中に1%のコツを加えることでうまくいくようになります!
報連相なら、スラスラ説明する。
メールなら、件名を分かりやすく、本文に結論。
文書作成なら、よい資料のパターンをもつ。
時間管理なら、新しいことは一つまでにする。
チームワークなら、命令口調ではなくお願いする。
目標達成なら、体調管理をしっかり行い、自ら限界を作らず、基本をコツコツを行う。


以上です!
仕事がうまくいってるなと思う人をイメージすると確かに!
と当てはまることが沢山ありました!
なんで、自分は仕事がうまく行かないんだろうと思ったら、是非読んで見てください!

Amazonあらすじ

内容紹介

「まじめ」と「みじめ」は紙一重!?
はきちがえた「まじめ」さは、「みじめ」な結果を招きます。仕事を効率的に進め、着実に目標を達成するための今すぐできる仕事のヒント、教えます。
こんなことはありませんか?

・とにかく仕事がたまる
・上司によく無視される
・命がけでつくった書類を見てもらえない
・「言ってることがわからない」と言われる
・会議で反対ばかりされる
・自分にだけ、メールの返信がこない(遅い)
・いつもあら探しされる
・いつもあとまわしにされる
・いい仕事は全部他人にもっていかれる
・やり直しばかりさせられる

まじめにやっているのになぜか報われない……
そんな人は、その「やり方」を見直す必要があるかもしれません。
まじめさとパフォーマンスは決して正比例ではありません。
悪い意味で「まじめ」すぎると、パフォーマンスは逆に下がるのです。
デキる人とは、このまじめの「力のかけかた」を知っています。
そこにはちょっとしたコツがあります。
このコツを知っているか知らないかは、あなたのパフォーマンスをとても大きく左右します。
実は99%の人がしていない、ちょっとした、でも効果絶大な仕事のコツを、本書では紹介していきます。
読後すぐ実行いただければ、突然、そして飛躍的に仕事がうまくいくことに、あなた自身、驚くでしょう。

内容(「BOOK」データベースより)

仕事を効率的に進め、着実に目標を達成するための今すぐできる仕事のヒント、教えます。会社で生きぬく「武器」を身につけろ―あなたのスキルを瞬時に上げる87のテクニック。

レビュー

ある人が「『まじめ』と『みじめ』は一字の違い」と印象的なことを言っていました。
履き違えた「まじめさ」は思いに反して「みじめ」な結果をもたらすというのです。

仕事でピークパフォーマンスに持っていくには、「まじめ」に対する考え方に、少しだけ工夫を加えることが必要です。
本書ではそのための、誰でも、今すぐに力がつく仕事のヒントを紹介します。 –著者よりコメント

著者について

河野英太郎(こうの えいたろう)

1973年岐阜県生まれ。
日本アイ・ビー・エム株式会社グローバル・ビジネス・サービス事業専務補佐 兼 GBSコンピテンシー開発担当マネージャー。
1997年東京大学文学部卒業。同水泳部主将。
大手広告代理店、外資系コンサルティング会社等を経て、2002年より現職。
コンサルティング・サービスからアプリケーション開発・保守までを行うグローバル・ビジネス・サービス事業を束ねるエグゼクティブの補佐と、同事業の全新入社員~3年目社員からなる組織のリーダーを兼務。大企業グループ他複数社の人事制度改革リーダーや、巨大プロジェクトのプロジェクトオフィスリーダーといった豊富な経験を通じて、企業の組織行動変革やコミュニケーション改革、人材育成等を推進。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

河野/英太郎
1973年岐阜県生まれ。日本アイ・ビー・エム株式会社グローバル・ビジネス・サービス事業専務補佐兼GBSコンピテンシー開発担当マネージャー。1997年東京大学文学部卒業。同水泳部主将。大手広告代理店、外資系コンサルティング会社等を経て、2002年より現職。コンサルティング・サービスからアプリケーション開発・保守までを行うグローバル・ビジネス・サービス事業を束ねるエグゼクティブの補佐と、同事業の全新入社員~3年目社員からなる組織のリーダーを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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